ヴァニラウェア「日本一ソフトウェアさんを応援したい気持ちはあるが難度が高く中々手を取りにくい」

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1: 名無しさん必死だな 2022/10/12(水) 20:29:57.65 ID:01v8zdOh0
『グリムグリモア OnceMore』開発のヴァニラウェアにインタビュー。当時の赤裸々な開発秘話から、オリジナル版の企画書も特別に大公開!
2022.10.12 18:00
https://www.famitsu.com/news/202210/12269983.html
――今回新たに蘇る『グリムグリモア』ですが、ヴァニラウェアとしては『グリムグリモア』にどのような想い入れがあるのでしょうか。

神谷
それを語るにはぶっちゃける必要があるのですが、このインタビューにGOを出してくれた日本一(ソフトウェア)さんは許可していただけたとみて、ぶっちゃけますね(笑)。
プレイステーション2版の『グリムグリモア』は当時としても特殊な状況で開発していました。
ヴァニラウェアと日本一さんがタッグを組んだのですが、開発費はすべてヴァニラウェアが持ち、日本一さんは販売と広報を担当するという座組で、『グリムグリモア』のIP(※)権利は、実質日本一さんのものでした。
タッグと言いつつも……なんだかヴァニラウェアのリスクばかり高い契約ですが、
当時の僕は世間知らずでしたし、好きなものを作って発売できれば、それで満足でした。
また、『グリムグリモア』の精神的続編に当たるのが『十三機兵防衛圏』ですし、進化させたものを別のタイトルとして作れる自信があるので、僕自身IP には執着がありません。
ただ、たとえば僕がダンプにはねられて異世界転生した際、残されたヴァニラウェアの仲間には残せるものがあるべきかなと思いまして。
そこで、今回のリマスター化と同時に、日本一さんに「こちらの損でいいのでせめてIP をいただけませんか?」と提案したのです。
しかし、ゲーム企業にとってIP を譲渡するというのはかなり難しいようで、残念ながら実現はしませんでした。


――日本一ソフトウェアさんとはひさびさのタッグとなりますが、今後も新規タイトルが日本一ソフトウェアさんから発売されることもあるのでしょうか。

神谷
昨今の家庭用ゲームは続編やシリーズものばかりになってしまい商業重視に傾く中、新規IPタイトルですとか、新機軸を続々と立ててチャレンジし続ける日本一さんは、ゲーム業界にとっても貴重な会社です。
個人的にも、応援したいという気持ちはあります。しかし、いくら低空飛行が得意なヴァニラウェアと言えど、いろいろと難度が高くてなかなか手を取りにくいのが現状です。

――まだ発表はされていませんが、ヴァニラウェアが開発中のタイトルはいくつかあると、以前お聞きしました。その後の進捗はいかがでしょうか。

神谷
『十三機兵防衛圏 プロローグ』で閲覧できる、謎の新作映像が少しだけありましたよね。現在もアレを鋭意開発中です。
あの作品は僕がディレクターではないのですが、ヴァニラウェアの中では最大級の作品となりますので、ぜひご期待ください。
僕のほうは、新たな会社さんとやっている大きな案件があったりと、なんだかんだ作業が積み上がっており、
進みは遅々として相変わらずですが必ず完成させますので、発表まで気を長くしてお待ちいただけると助かります。

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Source ヴァニラウェア「日本一ソフトウェアさんを応援したい気持ちはあるが難度が高く中々手を取りにくい」 http://yurugame.doorblog.jp/archives/31806585.html