世界最速と称するゲーミングマウス『Endgame Gear XM1』が2019年11月8日から国内で販売開始となりました。
「Johnny R.」が開発に参加、Endgame Gear XM1
『Endgame Gear』は、ゲーミングチェア『noblechairs』も手がけるドイツのCaseking社が展開するゲーミングデバイスブランドです。
この『Endgame Gear』『Endgame Gear』の製品開発には2000年代前半に mousesportsのスナイパーとして活躍した Jonas “Johnny R.” Bollack氏が参画しているとのこと。当時、 Johnny R. 選手といえばAWPの名手として真っ先に名が上がるレベルのレジェンドプレーヤーです。
- Counter Strike: Living Legends https://youtu.be/gAN2NpuDTtM?t=619
当サイトを古くから見ているよう人にとってはたまらない名前ですが、現代のゲーマーにとっては馴染みがない人が多いかと思います。調べてみたところ、2012年頃にはすでにCaseking社と取り組みをスタートしていることがわかりました。
Look who we found at the @Caseking booth – The key person during the development of the worlds fastest mouse!
It's someone no less than the legendary Counter-Strike player Jonas "Johnny R." Bollack#EGG #endgamegear pic.twitter.com/r1AW4SoVHl— Endgame Gear (@endgamegear) August 22, 2019
世界最速と称するゲーミングマウス『Endgame Gear XM1』
『Endgame Gear XM1』が発表されたのは2019年5月。
下記のような特徴を持つゲーミングマウスです。
「世界最速」と称する根拠は明確に記されていないのですが、特許取得済みのアナログコンタクトアルゴリズムによる1m以下のクリック応答速度が裏付けといえそうな部分でしょうか。
主な特徴
- PixArt製光学センサーPMW3389搭載
- クリック応答速度1ms(1000分の1秒)以下
- 超軽量70g (肉抜き加工なし)
- 耐久性5,000万回のオムロンスイッチ採用
- 様々な持ち方が可能なシンプルデザイン
- LED搭載無し
Johnny R.氏はプロゲーマーを引退したあと、デンマークのゲーミングデバイスブランド『SteelSeries』に入社。そのキャリアにおいて、ゲーミングマウス「Sensei」「Kinzu」「Kana」の開発にも携わっています。
『XM1』もこれらのマウスのようにベーシックな形状を採用しており、似たようなコンセプトが感じられます。個人的にはLEDを搭載させなかったのが2000年代に活躍したゲーマーらしいと思ったところ。
同時期に活躍したレジェンドにしてプロチーム Ninjas in Pyjamasの創設者 HeatoN氏は、現在のトッププロも使用する『ZOWIE EC』シリーズを手がけましたが、こちらもベーシックな形状とLEDなしの仕様になっています(リリース当時は付いていましたが)。
スペック
- 形状: 左右対称 右利き用 有線
- ボタン: 5個
- センサー: PixArt PMW3389光学式
- CPI(DPI): 50-16,000CPI(ソフト設定+底面ボタン)
- ポーリングレート: 250 / 500 / 1,000Hz(底面ボタン長押し)
- 応答速度(遅延): 1ms以下
- 最大加速度: 50G
- リフトオフディスタンス: 2mm(デフォルト) or 3mm(ソフトで設定)
- スイッチ: オムロン(5,000万回耐久)
- 重量: 70g
- 大きさ: 122.14 × 65.81 × 38.26mm(L W H)
- ケーブル: 約180cm ビニール
- 接続: USB2.0 USBタイプA
- 素材: ABS樹脂、テフロン(ソール)
- 表面処理: ドライグリップコーティング
製品価格はオープンプライス、Amazonでは6,580円となっていましたる
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