『Counter-Strike: Global Offensive』のチート対策を強化取り組みとして、サードパーティプログラムの実行を大幅に制限するアップデートが正式リリースされました。
サードパーティプログラムの実行を大幅に制限
この仕組みは6月末にベータ機能として提供され、今回正式なアップデートとして全プレーヤーに導入されました。
認証されたサードパーティ製プログラム以外の使用を制限する「Trusted Mode」がデフォルトとなります。
サードパーティ製プログラムをどうしても使用したい場合は、起動オプションに「-untrusted」起動オプションを付けることで「Trusted Mode」をオフに出来ますが、VAC(Valve Anti-Cheat)保護されたサーバーには接続できない他、信頼スコアに影響を及ぼすことになります。
※ベータでは設定画面から変更可能でしたが、正式リリース版では削除され起動オプションからの指定になっています
Trusted Mode
下記内容は「Trusted Mode」ページより。
本日、チートに対する継続的な戦いの一部となる変更をリリースしました。
CS:GOは、ゲームと相互に作用するタイプのプログラムやファイルを大幅に制限するようにしました。
プレーヤーは「Trusted Mode」をデフォルトとしてゲームを起動するようになり、ゲームに作用するサードパーティファイルはブロックされるようになります。
CS:GOに作用するサードパーティのソフトを使用しながらプレーしたい場合には、「-untrusted」起動オプションを付けてゲームを立ちあげてください。この場合、信頼スコアに悪影響を及ぼす場合がありますのでご注意ください。
Release Notes for 7/8/2020
Trusted Mode
- CS:GOは「Trusted Mode」をデフォルトとして起動するようになった
- 「Trusted Mode」では、CS:GOと相互作用するサードパーティ製ソフトはブロックされる
- CS:GOと相互作用するサードパーティ製ソフトを使いたい場合は、「-untrusted」起動オプションを付けてゲームを立ちあげることで可能となる。この場合、信頼スコアに悪影響を及ぼす場合があるのでご注意を。
- 最新バージョンのゲームを起動するのが難しいというプレーヤー向けに、下位互換のバージョン「1.37.5.9」を一時的に利用可能とした
- サードパーティ製ソフトの開発者である場合、全てのCS:GOと相互作用するDLLにデジタル署名を施す対応が必要となる
- デジタル署名されていないDLLを含むサードパーティ製ソフトを使用したい場合、「-insecure」オプションを付けることで利用可能となる。この場合、VAC保護されたサーバーに入ることは出来ない。
MISC
- “Watch tab”でTwitch配信を再度有効化するための不具合が再発していたのを修正