Orgressに所属していたCS:GOプロプレーヤー Jaccob “yay” Whiteaker 選手が、「CS:GOプロがVALORANTに転向する理由」についての個人見解を投稿していました。
CS:GOプロがVALORANTに転向する理由
yay選手は、「多くの人は、トップになれるゲームに乗り換えているのだろうと思うかもしれませんが、そんな単純な話ではないのです」として、以下のようなことが原因であるとの個人見解を述べていました。
Why so many CS Pros are switching to Valorant
Read: https://t.co/QBnwOI2n7C
— yayster (@yay_csgo) May 10, 2020
プロチームは実績がない選手達と契約する理由がない
- CS:GO部門のメンバーを探しているプロチームは存在しているが、興味の対象となるのは上位20チームくらいまで
- 新型コロナウイルスの影響もあり、現状、リスクを取って今後の実績を確信出来ないCS:GOチームと契約しようという判断にならない
- 『VALORANT』のような注目タイトルが出てきている中で、プロチームがCS:GOの下位チームに投資する理由がない (※下位チームに投資するくらいなら、VALORANTチームを作る方にお金を使った方が良いと判断しているということかと)
リーグ構造と参加権
- FLASHPOINTの場合、提携チームは招待枠が得られるが、それ以外は予選を通過せねばならず、参加権を取るのが非常に難しい
- ESL Pro League、Mountain Dew Leagueなどは、ESLのランキング上位でないと招待出場枠を得られず、予選を勝ち抜かなければならない
- 上位チームだとしても、予選落ちしたら数ヶ月間はプロリーグに参加出来ない
※上記は自分が気になった点を抜粋しているものなので、元投稿の方も読んでみてください。
「サポートしてもらえるチームに入ることが出来ない」「安定した競技環境ではないと感じている」ということになるでしょうか。
前者のプロチームとの契約が難しい状況にあるというのは、当事者ならではの意見としてなるほどと思わされました。
大会参加権の話については、単純に見ている側の自分からすると狭き門ながらも予選があり、誰でも出場出来るチャンスはあるのは良いことなのではと思ってしまいますが、実際にプレーする側からすると、もっと安定してリーグに参加出来る方法があってほしいということだと思います。