【大会レポート】荒野Championship-元年の戦い- 荒野王者決定戦 はesports新時代を象徴する最高の大会だった。

荒野Championship-元年の戦い-

大会概要
賞金総額:2,500万円
優勝賞金:1,000万円
参加人数:90,000チーム以上 (500,000人 以上)
開催日: 2019年 8月12日
会場:ベルサール高田馬場
参加条件:西日本王者決定戦・東日本王者決定戦・荒野 HIGH 杯を勝ち抜いた 20 チーム
出演:[MC] 百花 繚乱  [実況] 柴田 将平  [解説] Bocky(ボッキ―)  [ゲスト] ブレイクダンスチーム「mortal combat」
配信アーカイブ:Youtube
公式サイト:荒野行動
日本国内でも右肩上がりで盛り上がりが増していくesportsシーン。
その要因の1つとしてこのゲームを無視することは、もはや誰にもできないだろう。
そのゲームの名は『荒野行動』。
正直筆者はPUBGが大好きで、当初このゲームがスマホで流行りだしたときは、あまり良い印象はなかった。
しかし、電車に乗っているときや、街を歩いているときに、色んな年代の性別を問わない人々が荒野行動を楽しそうにプレイするのを見て、その考えは段々変わっていった。
荒野行動は、日本esportsシーンにおいて多大な貢献をしているのは間違いないだろう。
その、荒野行動の全国大会『荒野Championship-元年の戦い-』が、C4LANなども開催されるesportsの聖地ベルサール高田馬場で開催された。

▲東西を演出する素晴らしい会場

 

荒野Championship-元年の戦い- の賞金総額はなんと『2,500万円』で優勝チームには『1,000万円』が与えられた。

しかしその賞金を得るには容易ではない壁が立ちふさがっている。

荒野Championship-元年の戦い- の出場チームはなんと90,000チーム以上。

日本のesports大会ではもしかしたら最大規模かもしれない。

その90,000チームから東西それぞれ10チームの代表チームが東京に集結した。

今回はその 荒野Championship-元年の戦い- に取材を行う機会を頂いたのでレポートしていく。

▲会場はほぼ満員で男女比も5:5くらいだった。

 

■大会アーカイブ

▲既に400万再生超。どんだけ人気なんだ荒野行動。

出場チーム

東 10位 『稼ぎ屋』

西 10位 『BLD』

東 9位 『Eras』

西 9位 『Secret』

東 8位 『96〒』

西 7位 『ショベル』

東 7位 『DgGZWEI』

西 6位 『BsT』

東 6位 『Risky』

西 5位 『爪楊枝建築倶楽部』

東 5位 『気持ちぃ』

西 4位 『モナえもんズ』

東 4位 『αDcrow』

西 3位 『抜く組』

東 3位 『時代は』

西 2位 『ちーむえーけー!!』

東 2位 『対あり≠』

西 1位 『DgGteamEins』

東 1位 『te★ripiの戦隊』

荒野HIGHマスター 『αDAves』

超ハイレベルな決勝戦

Round1 優勝『爪楊枝建築倶楽部』

孤島にセーフゾーンが収縮していくという、波乱が起きた初戦を勝ち抜いたチームは爪楊枝建築倶楽部

君の心に俺注入 選手は最後、1 vs 2 vs 3という圧倒的不利な状況から逆転優勝。

この男から 荒野Championship-元年の戦い- は始まった。


▲Round1 アーカイブ

Round2 優勝『Eras』

Roud2は、人数有利を上手く作り出し、冷静に仕留めきった『Eras』が優勝。

これで東西という観点でも1-1に。


▲Round2 アーカイブ

Round3 優勝『ちーむえーけー!!』

最人気チームにも選ばれた『ちーむえーけー!!』が第三戦目を制した。

ここまで安定した順位とキルを積み重ねていた ちーむえーけー!!は3戦目で総合順位でも1位に。


▲Round3 アーカイブ

Round4 Round5 優勝『Risky』

ここまで苦しい結果だった『Risky』がRound4から怒涛の活躍を見せる。

まずはRound4で有利なポジションを早期に獲得していく立ち回りで優勝。

そして続くRound5でも、最終収縮地点の建物を早期に獲得し、最終局面で人数有利を作り出し、最後はその人数有利を最大限に利用する立ち回りで、なんと2連続優勝

Riskyは総合順位でも大きく順位を伸ばした。

このRiskyの2連続優勝により、東3勝、西2勝と東西戦は東の勝利で終わった。


▲Round4 アーカイブ


▲Round5 アーカイブ

結果発表

第3位『DgGZWEI』

280PTを積み重ね、第3位で賞金200万円を獲得したのは『DgGZWEI

Roundの優勝なしに3位という結果を残した勝因としては、やはり安定感だろう。

各ラウンドで確実に上位に残りながらキルを捥ぎ取っていった立ち回りで、見事3位という好成績を残した。

準優勝『Risky』

285PTを積み重ね、準優勝で賞金400万円を獲得したのは、『Risky』。

DgGZEIとは反対で、Riskyの目立った長所はその爆発力だ。

Round4、Round5の連続優勝は視聴者の多くの記憶に残った事だろう

優勝『ちーむえーけー!!』

断トツの320PTを積み重ね、見事優勝し、賞金1000万円を獲得したのは、『ちーむえーけー!!』。

ちーむえーけー!!は、安定感と爆発力を兼ね備えたチームだった。

乗っているときは勢いそのままに敵を倒し尽くしてラウンド優勝し、苦しい時にも最善の選択を取り続け、少しでも多くのPTを積み重ねた。

その結果が総合優勝に繋がったように見えた。

そしてそれができるということは、普段から多くの練習を積み重ね、やはり最強の実力を持っているからだろう

荒野Championship-元年の戦い- 総合優勝はちーむえーけー!!となった。

そして今後も荒野行動のespoetsシーンは続いていくだろう。

ちーむえーけー!!がチャンピオンとして君臨し続けるのか、それともまた新しい勢力が表れてくるのか。

今後も荒野行動の競技シーンから目が離せない。

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