Counter-Strike競技シーンを離れているOleksandr “s1mple” Kostyljev選手が、HLTV.orgの動画インタビューに登場し、今後の競技復帰等について回答しました。

「s1mple」選手の回答

個人的に気になった箇所を抜粋して紹介します。

競技を離れている間は、ヨーロッパに滞在するための手続きを進めていた。ポーランド・ワルシャワに9ヶ月くらい滞在していて、あとは次に住む場所を選ぶだけ。
CS2はほとんどプレーしていないが、選手やチームがどのようにプレーするかを把握するためにティア1の試合をすべて見てきた
(リリース直後のCS2に批判的だったことを聞かれて)現在はかなり良くなってきていると思う。特にメジャー大会後のジャンプ修正が良かった。CS:GOが時間を掛けて良いゲームになったように、CS2もアップデートを重ねて安定していくと思う。
ゲームに対する理解、判断の下し方はCounter-Strikeに限らずVALORANTやRainbow Six Siegeでも同じだと考えている。意志決定、相手に対する読み、ゲーム内の適切なメカニクスを使うことでクラッチを決めることができる。相手を出し抜く、考えを読む、一歩先を行くための方法の理解、ローテーションなども同じだと思う。
(プロシーンに完全復帰する予定はあるかの質問に対して)B1ad3が言ったようにそれは謎で、誰にもわからない(笑) 全ては移籍金を払う準備があるか、チームメイトとなるプロ選手がどのような能力を発揮出来るかにかかっている。通常はメジャー後に移籍市場があるが、いまはシーズンが続いている状況で、シーズンが終わるのを待つ必要がありそうだ
Aleksibは本物のIGLで、ゲーム以外でもリーダーといえる存在。本当に頭が良く、エネルギーに溢れていて、どんなことがあっても暴言を吐かず適切に説明する力を持っている。一緒にプレー出来て本当に良かった
s1mpleによるCounter-Strike 2レッスンのサービスを5月にリリース予定
移籍オファーは3～4件あった。正直あまり良くないチームもあったし、資金が不十分なチームもあった。全てはチームと選手次第だと思っている。NAVIのようなプロフェッショナルなシステムが必要だと考えていて、存在してない場合は適切な人材と共にシステムを作りたい
(ライフルとAWPどちらをプレーしたいかという質問に対して)正直なところどちらでも問題ないと考えている。AWPでプレーしていればいつでもライフルに切り替えるチャンスがあるし、その方が自分には合っている。優れたAWPerがいる場合は、もちろん役割を任せる。ライフルでも、マップのさまざまな有利な場所を理解しているので敵を排除できる。