任天堂の要職に就く方にはゲーム制作の技術がなかったとしても、せめてゲーム好きであってほしい。各取締役候補者の人となりを知るためにも、好きなゲームを教えてほしい。
古川(社長): 私は中学生のころに『スーパーマリオブラザーズ』が発売された、まさにど真ん中のファミコン世代です。今でもプライベートでは、自社他社問わずさまざまなゲームを遊んでいます。本件につ いては、各候補者からできる範囲で回答させていただきます。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/qa2106.pdf
取締役 上席執行役員 塩田興: 私も古川と同じくファミコン世代で、ファミコンやスーパーファミコンとともに育ってきました。今もハードウェアを担当していますが、当時からハードウェアをいじるなど、モノの仕組みに 興味がありました。それもあり、最近の当社商品ですと『マリオカートライブ ホームサーキット』 のようなゲームが自分に合っていまして、子どもと一緒に遊んでいます。
取締役 専務執行役員 高橋伸也: 私はすべての自社ソフトの責任者ですので「これが好き」と選ぶのは、立場上難しいのですが、入社して最初に携わったソフトが、ファミリーコンピュータ ディスクシステムの『ふぁみこんむ かし話 遊遊記』でした。あまり著名ではないアドベンチャーゲームですけれど、最初に携わった ソフトとして、印象に残っています。
宮本(マリオ・ゼルダ・ドンキー開発者): 私は基本的に自分が作っているゲームばかりを遊ぶことが多く、他社さんのゲームからあまり影響を受けずにきました。ですが、ゲーム開発という仕事を始めて、影響を受けた最初のソフトは『パックマン』で、デザインとしてすばらしいと思うのは『TETRIS』です。また、今は『Pokémon GO』にはまっていまして、妻と一緒に遊んでいるのですが、「家族みんなでゲームを遊びたい」と いう夢がこのゲームで実現しまして、ここ2年ほど、妻や近所のお友達と一緒に、『Pokémon GO』 を楽しんでいます。ひょっとしたら日本の『Pokémon GO』の平均年齢は 60 歳ぐらいかもしれま せんね(笑)
取締役 上席執行役員 柴田聡:私はアドベンチャーゲームが好きで、つい最近も Nintendo Switch『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者/うしろに立つ少女』をクリアしたところです。昔で言うと、ファミリーコンピュータ ディスクシステム『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』も本当に好きでした。また、私はソフトメ ーカーさんとの窓口となる業務本部を担当していますが、ソフトメーカーさんのゲームにもアド ベンチャーゲームがたくさんあり、それらも楽しんでいます。
古川(社長):私は自社のタイトルはだいたいプレイしているのですが、最近は『世界のアソビ大全 51』の花札をよく遊んでいます。