【LoL】タム・ケンチジャングルガイド

タム・ケンチジャングルガイドを一部紹介。
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画像: Riot Games

なぜタム・ケンチでジャングルをやるのか

序盤にファンタスティックなタンクが必要なときに役立つからだ。

タム・ケンチの1v1性能とインベイド性能

ヘイルブレードを選択すれば、序盤の1v1にほとんど勝てる。しかもギリギリの戦いですら無い。トランドル、ニダリー、リー・シン。なんでも試してみるといい。タム・ケンチはジャングルで運用可能なジャガーノートであり、信じられないタンク性能とダメージを兼ね備えている。序盤強いジャングラーに対抗できるタンクが欲しいなら、それはタム・ケンチだ。

味見（Q)を相手に当てれば30~70%のスローと魔法ダメージを相手に与え、さらにルーンで疾駆を選択すれば、3秒間15%の移動速度増加を得られる。しかも、Qは全ランクで5秒のクールダウン。つまり、Qを当てれば60%の移動速度稼働時間を獲得し、敵を倒すことができる。

ルーンでヘクステックフラッシュを選択すれば、敵ジャングラーを倒した後や、敵ジャングルを荒らした後に離脱できる。

タム・ケンチのカウンタージャングル能力とカニ管理能力

ヌヌはリフトヘラルド、ドラゴン、バロンなどの中立モンスターをコントロールするのに優れたチャンピオンだが、タム・ケンチも負けてはいない。タム・ケンチは、もっと小さなジャングルモンスターをコントロールすることに優れている。しかも遠距離からだ。

タム・ケンチのQ+Wコンボは、モンスターを900ユニット離れた位置から口に引き込むことができ、反対方向にそれを吐くと、モンスターと敵ジャングラーを約2,000ユニット遠ざけることができる。タム・ケンチのWは[対象の最大体力 × (11% (+0.02AP)%)]+基本ダメージを与えるが、モンスターに対するダメージの上限は500となっている。ゲーム序盤で、約300~400のダメージが期待できる。

レベル3のタム・ケンチは、赤バフや青バフなどを敵ジャングラーから2000ユニット離れた位置に遠ざけることができる。さらに、W+AA+スマイトコンボで、約900のダメージを与えることができる。さらに、モンスターを飲み込んだ場合、モンスターの忍耐値は吐き出すまで減少しないので、モンスターをさらに4秒の距離離れたところまで移動させられる。しかも、モンスターを飲み込んでいる時は移動速度が低下しない。タム・ケンチがジャングルにいるなら、バフモンスターやカニは安全ではない。

カニについて話そう。カニ争奪戦で上記のテクニックを使用することもできるが、もっといい方法もある。マップの位置によっては、カニを自陣ジャングルの方向に吐き出して、ボディブロックすることができる。トライブッシュや、青バフの後ろに隠すこともできる。敵にタム・ケンチジャングルがいるときは、カニは基本的に取れない。

タム・ケンチのガンク能力

適切にルーンを選んでおけば、レベル6以前でもタム・ケンチのガンク性能はそんなに悪くない。

ヘクステックフラッシュは、とても過小評価されているルーンだ。タム・ケンチのような、基本的に機動力の低いチャンピオンが敵の後ろに回ることを助けてくれる。高レートのセトジャングラーで、ヘクステックフラッシュを有効活用しているプレイヤーもいる。

前述したことの繰り返しになるが、味見（Q)を相手に当てれば30~70%のスローと魔法ダメージを相手に与え、さらにルーンで疾駆を選択すれば、3秒間15%の移動速度増加を得られる。しかも、Qは全ランクで5秒のクールダウン。5秒のCDで、70%のスロー。まずこれがおかしい。これは、敵との距離を詰めるのに十分だ。

ヘイルブレードの選択がここで効いてくる。素早く3回AAを当てて、パッシブのスタックを溜めることができる。この時点でQのCDが上がったら、スタンさせよう。もう一度スタックを溜めて、飲み込む頃には敵は死んでいるだろう。6秒のスロー、2秒のスタン、2秒のサプレッション。そこから繰り出される大量のダメージだ。

Qが上がっていない場合でも、飲み込むことで味方が追いつくまでの時間を稼ぐことができる。吐き出したあとにスローをかければ、2秒のサプレッションと、6秒のスローだ。

そしてタム・ケンチのウルトは、最高のガンク性能を持っている。ミッドレーナーを一緒に運んで、4マンガンクを決めることも得意だ。タム・ケンチは、ウルトを駆使して戦場の霧の中から突然現れる、恐ろしいガンク型ジャングラーだ。

また、Eのタンク性能も忘れてはいけない。ガンクしたときにフォーカスが集中しても生き延びることができる。危ない味方をWで飲み込んで助けるのも、タム・ケンチのガンクならではだ。ハイマーディンガーのタレットを飲み込んだり、ペットを飲み込んでしばらく無効化することもできる。

タム・ケンチのジャングルクリア能力

タンクにしては早く、赤バフから始めた場合、3分5秒で、ポーション無しで5キャンプ狩ることができる。シングルターゲットのキャンプを狩ることが特に得意だ。また、タリスマンでスタートした場合、赤バフをラプターに投げてフィニッシュすることで、クリアを更に早くすることができる。

タム・ケンチジャングルの弱点

他のジャガーノートと同じように、引き撃ちにとても弱い。また、範囲ダメージも持っていない。ピール能力は高いが、味方にジンクスのようなハードキャリーがいない場合や、敵がエンゲージ構成ではなくポーク構成のような場合、存在感がなくなる。

ただ、ウルトを利用して敵をキャッチ能力は高いので、ピック構成では活躍する。アサシンを一緒に連れていければかなり強い。だけどソロキューでは味方がついてきてくれなくて、一人で集中砲火を浴びて死ぬ可能性も高い。

タム・ケンチジャングルを運用するベストな方法は、モンスターを盗み、スプリットプッシュをして、ウルトで集団戦に参加することだと思う。前から順序よく倒していくような戦闘よりは、乱戦の方が向いている。

また、タム・ケンチはエピックモンスターを狩るのは遅いが、パッシブの最大体力の4%の追加魔法ダメージがあるので、他のジャングラーと同等と言えると思う。

タム・ケンチジャングルのルーン例

覇道

ヘイルブレード
追い打ち
目玉コレクター
至極の賞金首狩り

天啓

ヘクステックフラッシュネイター
疾駆

不滅

シールドバッシュ
生気付与
気迫
アフターショック

魔道

フェイズラッシュ
ニンバスクローク
水走り
追い風

タム・ケンチジャングルのアイテム例

シンダーハルク
デッドマンプレート
スピリットビサージュ
シュレリアの思念
ライチャスグローリー
ガーゴイルストーンプレート
タイタンハイドラ
ソーンメイル
ランデュイン・オーメン
アビサルマスク
ライアンドリーの仮面
ワーモグアーマー
ブーツ：スウィフトネスブーツ、マーキュリーブーツ、忍者足袋

タム・ケンチのTIPS

タム・ケンチのAAレンジは175で、他の近接チャンピオンと比較して長いほう。
タム・ケンチのEは、継続的ダメージを受ける場合は連打したほうがいい。序盤は30%しか回復しない。CDは3秒で、シールドが2秒後に消えた後か、シールドが壊された後にCDに入る。DPSを出す時は連打したほうがいい。
タム・ケンチのスキルはすべてAAキャンセルできる。
モンスターを口の中に入れている時、AAを3発出せる（ヘイルブレードを除く）。次のAAをキャンセルしないよう、早めに手動で吐き出したほうがいい。
AA+E+Qを、次のAAまでの間に出せる。
タム・ケンチのQ+Wコンボは、Qはダメージを与えず、Wはマナコストを消費しない。つまり、ダメージを出すときには使いにくいが、遠くからモンスターを盗むときには便利。
スキルオーダーはR⇒Q⇒E⇒Wがいい。Eを上げる理由は、変換HP率が5%ずつ上がるから。Wはダメージが45ずつ上がる。マナコストとCDは変わらない。大抵、一回の戦闘でWを使うのは1回だが、Eはたくさんつかう。Wを二番目に上げるのも悪くはないだろうけど、それほど良くはないって感じだ。