【LoL】元INTZのMayumiがINTZを訴えた

画像: Saymon Sampaio/BBL

要約

日系ブラジル人の「Mayumi」ことジュリア・ナカムラ選手は2019年8月にCBLOL(ブラジルリーグ)のINTZに加入したが、一度も公式戦に参加させてもらえず、広告活動のためだけにINTZに呼ばれるようになったため、契約違反やモラルハラスメントだとしてINTZを訴えた。




詳細

2020年5月26日、Mayumi選手は自身のツイッターでINTZを脱退したことを報告。翌27日にINTZに対して、チームと契約した際の契約違反とモラルハラスメントで訴えを起こした。

Mayumi選手は2020年2月中旬頃から、チームのトレーニングやコーチの指導が受けられなくなり、トレーニングセンターの自身のデスクとコンピューターがなくなり、チームの会議にも呼ばれなくなり、インタビューや広告活動のためだけに呼び出されるようになったと主張している。

また、Mayumi選手の弁護士はINTZとMayumi選手の雇用契約には二つの大きな問題点があったと指摘している。

一つは契約文書に2019年7月23日に署名されたという事実にもかかわらず、チームは2020年1月に彼女のワークカードに記載しただけだったということで、もう一つはINTZとの契約上の義務の不均衡の疑いだ。

選手がINTZとの契約を破棄したり、他のチームへ移籍する場合、違約金として32万レアル(約680万円)をINTZに支払わなければならない(他国のチームへの移籍の場合は160万レアル(約3400万円))という条項があったが、この金額は高すぎるということ。
さらに、Mayumi選手との雇用契約は期限つきであったが、契約書のなかには、彼女が無期限にINTZの主な活動に従わなければならないという条項もあった。

また、この定期契約の期間は2019年7月23日から2021年11月15日であったため、定期契約についての労働法で許可されている二年を超えているという問題についても指摘している。

Mayumiは裁判所に対し、この不正な契約の無効化と、契約の終了を保証し、ワークカードへの記載を2019年7月からに修正することを求め、またINTZに対しては未登録期間の賃金差額である25,000レアル(約53万円)、福利厚生費として1,532.20レアル(約3万円)、退職金として12,639.99レアル(約27万円)に、自身へのモラルハラスメントに対する慰謝料として40,000レアル(約85万円)を求めている。
さらに、契約の違法性が認められない場合には、雇用主の過失による契約終了への慰謝料として追加で70,000レアル(約148万円)の支払いも求めている。

この件についてINTZ側は「起訴は法務に関することであり、Mayumi選手の主張に対してはコメントできない」と述べた。

 

ワークカードはブラジルで使われる個人IDカードのようなもの。ブラジル人がブラジルで働くときに必要になる。

 

管理忍
世界中で似たようなことが起きているのでござる。

 

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Source 【LoL】元INTZのMayumiがINTZを訴えた https://lolninja.net/2020/06/14/post-18852/