【LoL】Team LiquidのコーチがDoubleliftの脱退について語った

以下、Team LiquidのコーチJun Kangの声明の翻訳

私は、過去よりも将来に目を向ける性質なので、既に起こった出来事について語ったりすることは好きではありません。ですが、今年のスプリング・スプリットで起こった出来事についての不当な推測があることを感じていて、自分の見解を述べることで少しでも明確にしたいと考えました。

選手へのフィードバックについて
まず言っておきたいのは、私は選手との衝突を避けるため、言うべきことを引っ込めるタイプではありません。お互いの衝突をしっかり認識して、それを解決するのが仕事です。そうすることで、チームとして改善、前進することができると考えています。毎年、Team Liquidでは選手との1対1のミーティングを頻繁に設け、選手との問題や懸念について話し合い、個々の目標を設定し、チームの一員同士としてお互いにフィードバックを行い、改善できる点についてフィードバックします。そして、選手たちが心に抱いていることについて話します。今年のスプリング・スプリットでのピーター(Doublelift)の態度には明らかな欲求不満と失望があり、この問題について多くの人々から懸念が寄せられました。ピーターと1対1で何度も話し合い、彼のモチベーションの問題についてフィードバックを行い、チームだけでなく公にも彼の問題を明らかにしました。練習の時の態度の悪さ、コーチのフィードバックに対する敬意の欠如、練習に対する努力の不足、そして、チームメイトやスタッフ達との関係の問題の原因となった、その他の多くの問題。これらの会話は、スプリング・スプリット開始前と、期間中に行われました。私達がこれらの問題に対処しないことは有り得ません。ですが、ピーターとの会話は実を結ばず、最終的に彼が病気になり欠場するまで問題は修正されませんでした。

ベンチ入りについて
私達がチームとして抱えていた最大の問題のひとつは、このスプリング・スプリットにおいて、ゲームプレイも戦略も、一致しなかったことでした。原因は、コミュニケーションの問題、多様な意見、優先順位の違いにある可能性がありました。これらはスクリムとレビューという手段で、コミュニケーションを修正し、チームにとって最適なプレイについて話し合い、合意形成することで結束し、問題を解決してチームプレイを向上させることができます。しかし、チームとして私達の成長を妨げるほどの、あまりにも多くの議論と頑迷さがありました。例えば、スプリング・スプリットが始まる前から、リフトヘラルドを目的としたスワップ戦術についての議論があり、改善しようと取り組んでいましたが、同じ議論は5週後にも蒸し返されました。私達は問題を解決するために多くの異なる戦略やスタイルを試し、週末の試合に勝ち、順位を上げることに焦点を合わせていました。その後、ピーターが病気になってしまいました。それからは、練習や試合での戦術は本当によく機能し、チームプレイとコミュニケーションは非常にスムーズに感じられ、やる気に満ち溢れた選手が登場して状況を変えているのを見るのは新鮮な体験でした。私達はTacticalを起用したチームをもっと見たいと強く望んでいたので、ピーターにスクリムタイムを共有してもらい、誰が試合に上がるかを選択することをピーターに提案しました。ですが、ピーターはその提案を断り、私達にどちらか一方を選択することを要求し、私達はTacticalを選びました。とはいえ、ピーターを将来の試合で起用するつもりがあり、ピーターを諦めたくはなかったので、練習には続けて参加してもらい、ミーティングやレビューにも参加してもらいました。CLGに負けた後、私達はピーターにスクリムへの参加機会を与えました。ピーターは一生懸命努力し、全力を出していました。私達は彼の態度とパフォーマンスに感動しました。それから、私達はピーターとの話し合いをしました。そしてピーターは、彼の過ちを認め、チームに謝罪しました。残りのスプリットの間、ピーターとプレイし続けることを決めました。スプリットの最後のいくつかのゲームは私達の順位にとってとても重要であり、ピーターは前向きな考え方で戻ってきてくれたようでした。

Doubleliftが、TLでの最後の数週間拘束されていたような気分だったとコメントしたことについて
ここ数年、ピーターはいつもショットコールをする立場から離れたいと感じていて、自分自身のメカニクスやポジショニングに集中したいと言っていました。ピーターがベンチに入った後、チームで練習したとき、ピーターはあまり話さず、自分のプレイに集中していました。結果としてチームプレイは向上していました。試合中のボイスチャットではゲームプランを構築するコールは十分にあったので、ピーターにはショットコーラーを離れ、自分のプレイに集中してはどうかと提案しました。ゲームについての意見を控え、チームのフォロワーになるべきだと言ったことは一度もありません。もしピーターが、自分のポジションを奪われると脅されたと感じたなら、それは、自分の居場所を勝ち取るために戦うという、人間の人生の普遍的な試練への最初の直面であったと思います。選手もコーチも、自分のポジションが約束されたものだと考えるべきではないと思います。常にモチベーションが高くなければならないし、自分のポジションを勝ち取るために全力を尽くさなくてはなりません。

私の見解は、決してチームの失敗の責任をピーターに押し付けようとするものではありません。ピーターのvlog(動画ブログ)の周囲に、多くの不当な疑惑が渦巻いているのを見て、私の立場から見解を述べたいと思いました。私は今も、ピーターのことを良き友達でありチームメイトだと思っています。そして、リーグ・オブ・レジェンドのプロシーンにおいて、最も優れた選手とともに戦える幸運に恵まれたことを感謝しています。ピーターがチームとともに成し遂げた功績は決して忘れられません。これらの功績が、何よりも、彼の輝かしい将来に結びつくことを願っています。

最後に。このスプリング・スプリットで、私達は失敗しました。言い訳はしたくありません。Broxahのビザ問題や、選手のモチベーションの問題、そしてシナジー問題のための選手交代など、色々ありましたが、全ては言い訳に過ぎません。すべての責任はコーチにあり、批判は私に向けられるべきだと思っています。ファンの皆さんの期待を裏切ってしまい、本当に申し訳ありません。私達は、できることをすべて行い、必要な変革を加え、この失敗を埋め合わせるために強くなって帰ってきます。

ありがとうございました。





C9 
慇懃すぎる声明文だな。

 

>>C9
100T 
そりゃ自分のキャリアを台無しにしたくは無いだろうよ。

 

>>C9
Summoner1
本音と建前はLCSの常套手段さ。Phreakの批評や、LicoriceがC9のコンテンツクリエイターについて見解を述べたときのLCSのファンの反応を見るのは面白いよ。

 

Summoner2
どんな出来事にも、3つの側面がある。
自分から見た側面、相手から見た側面、そして真実。

 

>>Summoner2
Xayah 
TLの話をしてるんだから、俺たちの知らない4つ目の側面があるんじゃないか?

 

>>Xayah
TSM1 
Broxahから見た側面だな。マジで悲劇としか言えない。

 

TL1 
明らかに何かあるなこれ。「ベンチ入りの前にフィードバックがあったか?イエスかノーで答えろ」っていう問題だな。一方はイエスと答え、一方はノーと答える。

 

>>TL1
Summoner3
お互いに解釈が異なるような、曖昧なフィードバックだったのかもしれない。

 

>>Summoner3
Summoner4
Doubleliftは、個人的なプレイと集中の欠如についてのフィードバックはあったと言っているぞ。ベンチ入りするまで、どれだけチームメイトがそのことについて怒っているかは知らなかったんだ。

 

>>Summoner4
Summoner5
Doubleliftは完全に空気が読めないやつなのか?ふざけた言い訳だな。

 

TSM2 
いやぁ、これぞeスポーツだね。みんながTwitterやvlogで内部の揉め事や恥部を発信するんだ。

 

Neeko 
Doubleliftは、誰も自分にフィードバックをくれなかったとは言ってないぞ。コーチが、チームメイトからのフィードバックを伝えてくれなかったと言ったんだ。明らかに、どちらも100%正確ではない。

 

>>Neeko
Summoner6
うんうん、コーチは多分、チームメイトからのフィードバックを、Doubleliftのアイデンティティを守るためか、チームの平和を維持するために、自分のところで押し留めたんだろうな。

 

TL2 
お互い相手を怒らせたくないがゆえに正直になれず、それが相互不信と驚くべきコミュニケーション不全を生んだって感じだな。もうそろそろ放っておかないか?

 

翻訳者: きれいなゼド
翻訳元: TL coach gives his side of the

 

管理忍

忖度が生んだドラマでござる。

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Source 【LoL】Team LiquidのコーチがDoubleliftの脱退について語った https://lolninja.net/2020/04/29/post-17503/